妖怪退治

キャスト

真中 雷希(まなか らいき)♂:光臣学園高校2年生の17歳。元気いっぱいの明るい青少年。

南山 風華(みなみやま ふうか)♀:光臣学園高校2年16歳。泣いた回数が今までに数えるほどしかない。

東織 炎慈(ひがしおり えんじ)♂:光臣学園高校2年17歳。とても熱血。前に進むと誰もとめられないが、たまにはとまるvv

西川 凱地(にしかわ がいち)♂:光臣学園高校2年生17歳。冷静沈着な性格でみんなをいい方向に導く。

北国 水奈(きたくに みずな)♀:光臣学園高校2年生17歳。お花が大好きな女の子。性格はおっちょこちょい。

夢女 (ゆめ)♀:みんなの夢の中にでてきた女仙(にょせん)年齢は秘密vv

妖怪 始身蛾(しみが)♂♀:妖怪ですw

 

妖怪退治第1話「夢よりの覚醒」

真中:ん?ここは何処だ?俺は一体…。

夢女:ようこそ。ここは貴方の夢の中です。

真中:あぁ!?俺の夢?何で俺の夢に?お前何て見たこと無いんだけどなぁ…。

夢女:私は貴方のほかにあと4人の人達の夢にも現れます。

真中:あ、あと4人?あと4人って誰だ?

夢女:あとの4人は後にわかるでしょう。

真中:あ、そう…。

夢女:それより時間が無いので、力を貴方にお渡しします。

真中:力?何だそれは?

夢女:それはまた後でお教えします。では、右手を私に向けて伸ばしてください。

真中:えぇ…なんでだよ!!

夢女:あとでちゃんとお話しします!!ですから、右手を…。

真中:わかったよ…。

(真中は右手を伸ばす)

夢女:はい。そうです。では目を閉じて雷(いかずち)を想像してください。

真中:あぁ。

夢女:では、いきます!雷の精霊よ我の力を新たな者に伝えよ!!

(真中の右手が急に緑色に光りだす)

夢女:伝わりました。あなたは雷の紋章を手に入れました。また夢でお会いしましょう。

夢女:1つ言い忘れました!!その右手の紋章は同じように紋章を持っている者にしか

見えないので心配なさらず。

(女が消える)

真中の母(妖怪役の人):雷希ーーー起きろーーー!!学校に遅れるよ〜!

(真中は眠い目をこすりながら起きる)

真中:ん?あぁ…

(時計を見る真中)

真中:・・・げっ!!もうこんな時間じゃねーか!!何で起こしてくれなかったんだよ!!

母:何回も下から呼んだわよ!!

真中:あーーもう、どーでもいいや!!

真中:ひってきまふ!(パンを口にくわえながら)

(真中は靴の紐を結んでかばんを持ち玄関から猛ダッシュする)

真中:おっす!風華、炎慈、凱地!

真中:ひょえ〜〜遅刻するぅ〜〜。

東織:どした?そんなに急いで。

真中:今日俺日直なんだよぉ〜〜

南山:あら?そうなの?だったら急がなきゃねぇ〜。それじゃあねぇ〜。

西川:すごい速さで走ってったなぁ〜あいつ。

東織:いつもあれくらいの早さで学校来てるんだよなぁ…。

西川:でもあいつ体育の時間歩いてなかったか…?

東織:まぁいいんじゃないの?昔からあいつそうじゃん!

南山:それもそうね。ふふふ。

(後ろから北国が走ってくる)

北国:ちょっと〜みんな待ってよ〜〜。はぁはぁはぁ…。

南山:あら、水奈じゃないどしたの?こんな時間に学校向かってるなんて珍しい…。

北国:ちょっとね…。あーーーーーー!!お花にお水あげなきゃーーーー!!

西川:お前いつも学校一番乗りして花に水やってるなぁ〜そう言えば。

東織:確かに、だからこの時間は珍しすぎる…。

北国:そんなことより私先急ぐねぇ〜じゃあまた学校で会いましょう!!

(走って学校へ向かう北国)

東織:今日は2人も大変だなぁ〜

南山:そうだね。

西川:まぁ俺達はゆっくり行こうじゃん!

東織:そうだな。ってか何か話ない?

南山:あ!それならちょっと聞いてよ〜何か今日変な夢見ちゃった。

西川:変な夢?

東織:変な夢と言えば俺も見たけどどんな夢だ?

南山:え〜っとねぇ、何か変な女の人が出てきて、それで、何か右手を出してとか言われたから言われた通りやったら何か黄緑色に手が光ったの、それで、あなたには風の紋章が伝えられましたとか言われた…。

東織:何だそれ?俺が見た夢とそっくりだ…。

西川:俺も女の人が夢に出てきた。

南山:え!?って事は炎慈と凱地も?それじゃあさぁ、最後に同じように紋章を手に入れた人にしか見えないって言ってなかった?この紋章のこと

西川:あぁ!言ってた!!

東織:んじゃあ俺の右手見てくれ、何かあるか?

西川:うん。何か赤く燃えてるような…。

南山:そうね…。それじゃあ私のは?

東織:ん〜何て言うか、何かが囁いてるような感じだな。なぁ凱地。

西川:そうだな。んじゃ俺のは?

南山:なんて言うか、大きな大地って気がする

西川:そうか、俺は地の紋章って言われたんだ。

東織:俺は火。んで凱地は地、風華は風…。

西川:それと俺ん時はあと4人って言ってたんだが…。

東織:そのあとの4人が気になる…。1人は俺もう1人は風華、もう1人は凱地…。そうすると雷希と水奈かなぁ?

南山:その可能性はあると思うわ。

西川:なんでそんなことが言える?

南山:私、雷希が走って行くとき、雷希の右側にいたじゃない?それで、雷希の方を見たら緑色に光ってるのよ右手が…。

西川:そう言えば俺も水奈の時…。同じように水奈の右手が青色に光ってた…。

東織:それじゃ…。俺達…。

南山:そのようね…。

西川:あとはあの女の人だな、まぁとりあえず昼休みいつもの噴水のところで待ち合わせな。

東織:わかった、水奈には言っておく。

南山:私は雷希に言っておくわ。

(3人は学校の校門をくぐりそれぞれ教室へ向かう)

(そして昼休みの噴水の前)

東織:おっす!まったか?

真中:おせーよー。

東織:うわ!珍しく雷希が来てる…。こりゃ明日は雨だな。

真中:うっせーよ!!

南山:はいはいはい。喧嘩はまた後でね。

西川:お前等たまには落ち着け!

(ぼこ、ぼこっと真中と東織を殴る西川)

東織:いってーーーー!!

真中:いてーーじゃねーか!!

西川:もう1発くらうか?

東織:いや、いいです…。

真中:右に同じ。

北国:それでどしたの?みんなを集めて…?

南山:それは私から説明するわ。

東織:あぁ任せた。

南山:今日の朝ね3人で夢の話をしてたら、3人共同じ夢を見ていたの。女の人が出てきて紋章を伝えるとかっていう感じでね。

東織:それで、その紋章は見事3人ともついててさ。

西川:んで、朝お前等が走ってく時に右手を見たら光っててさ。

南山:水奈は青く。雷希は緑に。

東織:だからその光は紋章じゃねーかなぁ?って思って。

北国:そうね。私もその紋章っていうのもらったわ。ほらね。

(右手を出す)

真中:それってこれか?

(真中も右手を出す、それと同時に3人も手をだす)

北国:きゃっ。

南山:何これっ?

東織:眩しい…。

西川:なんだ?

真中:おい!お前ら!あれ…

(真中は噴水の水を出している部分を指差す)

夢女:どうも、これで貴方たちに会うのは2回目ですね。

北国:あ、あの時の女の人だ…。

夢女:そうです。貴方たちの夢の中に現れさせていただきました。名前はまだ言っていませんでしたね。名前は夢女(ゆめ)と言います。

南山:夢女さん、早速ですが聞きたいことがあるんですけど…。

夢女:わかっています。何故その紋章を貴方たちに託したかでしょ?

南山:えぇ、そうです。

夢女:それはですね。貴方たちにはこの世界にうごめく妖怪たちを退治、そして封印してもらいたいのです。

真中:退治?封印?なんのことだ?

夢女:それを今からお教えします。みなさんの紋章にはそれぞれ属性をもっています。

西川:属性…?

夢女:はい。雷希は雷、風華は風、炎慈は火、凱地は地、そして水奈は水と言う風に。

東織:俺は火か。で退治の仕方は?

夢女:退治とはその妖怪たちを倒せばいいのです。貴方たちの紋章を使って。

北国:紋章を使う…?

夢女:はい。紋章にはそれぞれ魔法が使えるようにしてあります。

真中:魔法かぁ…。で封印って?

夢女:封印とは、貴方たちの紋章には妖怪を封印するときになるとお札を出せるようにしてあります。なのでそのお札を使って封印してください。

南山:この紋章にはそんな力があるのね…。

夢女:え…!!

東織:どした?

夢女:妖怪が出ました!!すぐ退治に行ってください!

真中:え!?いきなりそんなこと言われても、なぁ?

西川:あぁ、俺達に何ができるって言うんだ…?

夢女:最初は私もついて行きます!なので力を貸してください…。

北国:みんな力貸そうよ!この紋章そうでもしないと消えそうにないしっ!

東織:それもそうだな、水奈の言うとおりだな。

夢女:ありがとうございます。

真中:んで、場所は?

夢女:はい。場所はこの学校の校門前です。他の生徒のみなさんが妖怪たちに襲われています!!

南山:うそ!?みんな早く行かないと!!

西川:急ぐぞ!!

北国:みんな先行ってて、私ちょっと夢女さんに聞きたいことがあるの。

真中:わかった。遅れてくるなよ?

北国:わかってるよっ!

(4人は校門前に向かった)

北国:夢女さん、私はみんなよりとろいの、だから力が欲しいの。水の力でみんなの役にたてることって何ができるのですか?

夢女:そうですね。水は人を癒す力、回復させる力が主ね。

北国:それじゃ、攻撃とかはできないんですか?

夢女:いえ、そうでもありません。威力は多少弱いですが…。

北国:その技教えてください!!みんなにとろくないって所見せたいんです!

夢女:そうですか…。わかりました。技の名前を教えます。ただし、自分の中でその技を描くのです。いいですか?

北国:はい!わかりました!それでみんなの役にたてるのなら!

夢女:それでは教えます。技の名前は「水十字」(ウォーターズクロス)

北国:ありがとうございます!今すぐみんなの所にいきますね!

夢女:そうするといいでしょう。

(北国は1人でみんなの所へ走っていく)

夢女:あの子、一番魔法を使うわ。でも、その分つらい事を背負うでしょう…。でもそれが水の者の運命(さだめ)…。

(夢女もみんなのもとへ走った)

始身蛾:くっくっく。貴様等いきがった割りに弱いなぁ。きっきっき。

真中:くっ。何だコイツ、やっぱり何も知らない俺らじゃ歯がたたないのか…。

南山:水奈遅いわ…。何やってるんだろ…。

東織:でも俺らは魔法使えるんだろ?だったら使ってみよーぜ?

西川:でも、使い方知らないだろ?

真中:そうか…。仕方ない…夢女を待つか。

(北国登場)

北国:その必要はないわ!!

始身蛾:なんだ?お嬢ちゃん。近づくと怪我するぞ?けっけっけ

北国:そんなのないわ!怪我をするのはそっちのほうよ!!妖怪!!

南山:水奈!!危ないわよ!!

北国:そんなのやってみなきゃわからないわよ!

東織:風華!水奈がそう言ってるんだやらせてやれよ。夢女に何か聞いただろうし。

北国:ありがと!炎ちゃん。

西川:お!水奈戻ったか。

北国:まぁね!まぁ見ててよ!

始身蛾:お前ら喋ってないで俺の相手してくれよ。きっきっき

北国:いいわよ!私が相手よ!

始身蛾:威勢のいい嬢ちゃんだこと。これは血が美味そうだなぁ〜ききき

北国M:頭の中で想像。「水の十字架」を想像するのよ水奈!

(北国は目を閉じる)

始身蛾:どした?急に黙りこんで、やっぱり急に怖くなったか?

北国:そんなわけないでしょ!

(始身蛾が攻撃をする構えを見せた)

北国:くらいなさい!妖怪!!

始身蛾:な、なんだ?

北国:はぁぁぁぁぁぁ。水十字!!!!(ウォーターズクロス)

始身蛾:う、うぎゃーーーーーーーーーーーー

南山:す、すごい…。

東織:これが紋章の力…。

西川:なんだこの力…。

真中:俺もあんな力が欲しい…。俺も!!

(夢女の声が真中の心に響く)

夢女:あの技は私が教えました。雷希貴方も技を使うのです!!

真中:え…

夢女:「雷十字」(サンダーズクロス)です。使ってみるのです!頭で技を想像して。

真中:雷十字…よし!やってみるか!!

(心の声は消えた)

真中:水奈!!お前だけにいい格好はさせないぜ?

北国:え?どしたの?雷ちゃん

真中:俺も技使えるぜ!!

北国:雷ちゃん!!だったら一緒に戦おっ!

東織:おいおい。お前ら2人で戦う気か?

南山:私達を忘れないで欲しいわ?

西川:まったくだ!

始身蛾:誰でもよいわ!!あんなのじゃ俺さまは消えぬぞ?

南山:くどい妖怪さんねぇ〜

東織:今楽にしてやるよ!

西川:そうだな。

真中:みんな技をぶつけてやろうぜ!!

4人:うん!!(南山、東織、西川、北国の順で)

東織:我の右手に封じられし火の紋章よ!今その力を示せ!

西川:我が地の紋章よ、我が前の悪しき者に大地の制裁を!

南山:我に宿りし風の紋章よ、悪しき者を風の刃で切り裂け!

北国:我に集いし水の紋章とその精霊達よ、悪しき者に水の天罰を!

真中:我が雷の紋章よ、天よりの裁きを悪しき者に!

始身蛾:なんだ?急に唸り始めて。ききき

夢女:みなさん!今です!!

東織:火十字!!(ファイアーズクロス)

西川:土十字!!(ソイルズクロス)

南山:風十字!!(ウィンズクロス)

北国:水十字!!(ウォーターズクロス)

真中:雷十字!!(サンダーズクロス)

始身蛾:うぎゃーーーーーーーーーーーーー

夢女:雷希今です!!封印を!!

真中:おっし!!雷の紋章よ、我が身より聖なる札を出したまえ。

(真中の紋章からお札が出る)

真中:はぁぁぁ!!雷封印!!(ライジングフロッズ)

始身蛾:うがーーーーーーー(段々小さく)

(始身蛾は雷の札に封印された)

夢女:みなさんありがとうございます。それと、初めての戦いお疲れさまです。

南山:ふぅ〜終わったぁ〜

東織:あ〜〜疲れた…。

西川:技ってこうやって使えばいいのかぁ〜

北国:ありがとうございました!夢女さん!

真中:あ〜〜疲れた〜〜早く家帰って寝てーーーーー!!!

夢女:そうですね。それではみなさんお疲れ様でした!みなさんまた妖怪が出現したらお知らせします。

(そう言って夢女は消える)

東織:水奈ありがとな!

北国:何が…?

東織:何がって…俺らが苦しんでるときに1人で妖怪に立ち向かってくれたじゃないか?

西川:そう言えばそうだな!ありがとよ!水奈

南山:ありがとね♪

真中:さんきゅー!!

北国:え、あ、えへへへ(照れくさそうに)

5人:あははははは(順不同)

(5人は大笑いをする)

北国:あ!!お花にお水あげなきゃ!!みんな先帰ってて〜!

東織:あぁ。

西川:俺は稽古があるから先に帰らせてもらうわ。

南山:うん。わかった!

真中:俺は何にもねーから風華と炎慈と一緒に帰るか〜。

西川:それじゃあな!!

北国:みんなじゃあねぇ〜

(3人で雑談をしながら帰る)

真中:おっと、俺ここだから。

東織:あ、おぅ!

南山:うん!じゃあねぇ〜

東織:じゃあなぁ〜

真中:さいならぁ〜

(真中は2人に別れを告げ家に入る)

真中:あーーーー疲れたーーーー

母:帰ってきてなんだい?疲れたって。そんな疲れたことでもしたのかい?

真中:あぁ、色々となっ!

母:まぁ珍しい!明日は雨だねぇ〜

真中:うっせーなぁ!!まぁ俺は寝る!!

母:はいはい。

(2階へあがる真中)

真中:あーーー疲れたーーーー!!

真中:にしても、何なんだ?あの妖怪達…。紋章の力だけじゃ戦えないと思うんだけどなぁ…?

(真中目を閉じる)

真中:武器が欲しい…。そう武器が…。

夢女:武器ですか。そうですね。次の戦いまでには用意しますよvv

真中:うゎ!びびんじゃん!!次の戦いまでかぁ〜。

夢女:戦い頑張ってくださいねvv

(夢女消える)

真中:急に出てきて急に消える…何かちょっと怖い…

真中:まぁいっか。ってことで第1話終了!!次回第2話「水の紋章」をよろしくっ!

第1話終了!!

これ作るのに結構時間かかったんで・・・

次はまただいぶ遅れるでせぅ・・・(汗

ってか受験生なのにシナリオ書いてていいのか…。vv

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